こんにちは武田です。

先日、選択の機会について記事にしましたが、
本日ご紹介するのは選択に関する研究の権威と言われている
コロンビア大学教授シーナ・アイエンガー氏のTEDでの
プレゼン動画です。

動画序盤で自ら語っている通り氏は全盲なのですが、
そんなハンデキャップを抱えながらも選択の力に魅せられた彼女は
選択という研究テーマに没頭し、スタンフォード大学で
社会心理学の博士号を取得されるまでになっています。

ある食料品店でジャムの試食コーナーを設けた実験で
6種類のジャムを提示した場合と24種類の場合とを比較した結果、
試食をしたお客が6種類40%、24種類60%だったのに対し
実際に購入したお客は6種類30%、24種類3%と圧倒的に6種類の方が
購入されることが判明しました。

実験の結論は、選択肢が少ないほうが購入されやすいというものですが、
多すぎる選択肢は、選択を先延ばしにさせたり選択者にとって
好ましくない選択をさせてしまったり、選択による満足度が低かったりと
弊害があると指摘しています。

そして、選択のさせかた(しかた)のテクニックについて、
氏は4つのテクニックを提示しています。

 

1 カット   無意味なものや重複した選択肢を取り除く
2 具体化   現実感を持たせる為、選択肢を具体的に
        イメージさせる、想像させる
       (文章だけよりも画像のほうがイメージし易い)
3 カテゴリー 選択肢を減らしてカテゴリーを増やす方が
        人は対応し易い
4 選択肢に慣れさせる 選択の難易度は徐々に上げていく

 

これらのテクニックは選択をうまく管理する為のもので、
自分自身に応用しても良いし、サービスを提供する顧客にも
使うことが出来、選択肢を最大限に活用するのに重要なのは
”選択の仕方を選択”することだと言っています。  

そして、
「選択の仕方にこだわればこだわるほど
選択をうまく出来るようになると思う」と
プレゼンを締めくくっています。          

TEDの18分ルールでのプレゼンでしたが、私達の日常に関わる
選択という大変興味深いテーマなのでもっと知りたいという
気持ちになります。

ただでさえ選択肢が多い社会ですので、上記選択のテクニックを
利用して良い選択にこだわりたいですね。

 

PS.

氏の書籍も出ているようです、後日読んでみようと思います。