こんにちは武田です。

私達は毎日の生活の中で、常に意思の力を使って
自分の行動を制御しています。

例えば、朝食にたっぷりのマーガリンを塗ったトーストを食べるのを
意思の力でやめさせフルーツとコーヒーだけのメニューに切り替えさせたり、
出社後にメールソフトを開いた時に表示される魅力的な広告リンクを
クリックせずに次のメールを開かせたりする際に私たちは意志の力を
利用します。

この意思の力、意志力のことを心理学用語ではウィルパワー(Will Power)と
呼ばれています。

「あの人は意志の力が強い」とか「俺は意志の力が弱い」などと
言いますが、意志の力=ウィルパワーには個人差があるのでしょうか?

「マシュマロ・テスト」と呼ばれる幼児を対象にした有名な実験があります。

机の上の皿に一つマシュマロが乗っている部屋に一人残され、
「そのマシュマロを食べても良いけど、(実験者が)戻ってくるまでの
15分間食べるのを我慢できたらもう一個マシュマロを上げるよ」
と言われた4歳児がマシュマロを食べるのを我慢できるか?

という実験です。

結果、「最後まで我慢することが出来て、2個めのマシュマロを
手に入れた4歳児は全体の1/3ほどだった。」そうです。

どうやら、元来持つ個人のウィルパワーのには個人差があるようです。
そしてその後の追跡調査で、その違いはその後の人生での
成功や失敗に関係することがあるそうです。

あなたが4歳の時にこのテストを受けたかどうかはさておき、
惜しくもこの1/3に含まれない=ウィルパワーが弱いとされる人は
この先の人生においてずっと弱いウィルパワーを駆使しながら
苦悩の日々を送らなければならないのでしょうか?

安心してください。決してそんなことはありません。

ロイ・バウマイスターという心理学者は
「意志力=筋肉」という説を提唱し、「ウィルパワーは鍛えられる」
と言っています。

その方法とは実にシンプルで、
「小さな挑戦を二週間実行すること」なんだそう。

筋肉を鍛える時には付加をかけて”筋肉を使う”ことで筋トレを行います。
それと同様にウィルパワーも小さいことで良いので、まずは二週間
ウィルパワーを使う習慣を作るということです。

例えば、
”座っている際に猫背になっていることに気づいたら背筋を伸ばす”とか
”ネットサーフィンしそうになったらクリックを我慢して画面を閉じる”とか
あるいは”毎朝30分早く起きる”など、ウィルパワーを酷使つづけることを
二週間継続して実行し、習慣化するということです。

大リーグ養成ギブスを身に着けて生活する星飛雄馬のように
ウィルパワーが強化されていくイメージです。