みなし残業制度を採用していることを理由に
社員に際限なくサービス残業をさせて、おまけに
どう考えても実際に支払われるべきである額にも満たない
一定額の手当しか払わないアンビリーバブルな
会社がこの国には存在します。

「我が社はみなし残業制度だから残業手当は
一定額以上は出ません キリッ」

なんて言ってる労務管理についての知識が皆無な
上司が多数存在するのが現実です。

法的には、仮にみなし残業制度を採用していても
みなし分とされている時間以上の時間外労働や
休日、夜間勤務時間が生じた場合は別途支払いが
必要となるそうです。

実際に私がいた会社は、みなし残業が20時間ちょっとで、
実際の時間外勤務は200時間を軽く超える殺人的な
超過勤務でしたが会社は一円も払わず、私の体調を気遣う事などで
一切ありませんでした。

世間にはそれが当たり前と思っている(思わされている)
会社員の方もいらっしゃいます。
”会社側がみなし残業制度を都合の良いように利用し、
社員を奴隷のように扱っている場合もあり得る”
という認識は持っておいてください。

労働組合が存在するような大きな規模で
労組がしっかり機能している会社では
あり得ないことなのかもしれませんが
中小企業でこの制度を悪用しているケースは
かなりあると思われます。

正義感と勇気がある人は会社に抗議したり、
労働監督署にチクっちゃったりして、
改善を迫るという手もあるかと思いますが
うまくいく見込みは薄いでしょう。

会社から目をつけられ、不利益を被るのが関の山です。
社員の扱いが奴隷のごとく劣悪な会社なんて
所詮会社の目先の利益しか考えられません。

もし、あなたの会社がみなし残業制度で
インチキしているようなら、みなし分以上の時間外労働を
意地でもしないことです。

会社の為にあなたが必死に頑張り、そのせいであなたが
精神や身体を病んでも会社はなんとも思いません。
そうならないように自分の心身のコンディションを
崩さない程度に仕事をしましょう。

まじめな人ほど、必要以上に自分を追い込み
頑張ってしまいます。

「適当で良い」などと言うと、
「仕事だから適当になんてできない」と
返ってきそうです。

なので、仕事は”ほどほど”にして
インチキみなし残業制度に屈せずに
日々の生活を大切にしましょう。