高度成長期よりいまだ続く日本の悪しき風潮に
「長時間働くこと = 一生懸命がんばる良い社員」
という幻想があります。

明文化されていないけれど何故か広く浸透してしまっている
この意味不明な風潮がサラリーマンを長時間労働至上主義へと
いざないます。

上司が長時間労働至上主義だと、帰宅時間が近づくと
”おまえ、まさか帰らないだろうな”オーラを出します。

そんなオーラを無視して帰ろうとすると

「○○(なにかの業務)はもう終わったのか?」
「ノルマ達成まで実績が足りてないんだから
 明日の分まで少しでも仕事白!」

などと言われ簡単に帰宅させてもらえません。

一方で部下側の人にも長時間労働至上主義の人はいます。

業績が悪いときや、なにか仕事で失敗した後など
誰よりも遅くまで会社に残り、”頑張ってますアピール”をします。
それにより実際なんの成果があったかは誰も知りませんが。

上司が「おい 早く家に帰って休めよ」とか優しいことを
言ってくれても、「いえ、もうちょっと頑張ります!」
とか言い出します。

で、こういう人に限って次の朝、同僚に対して眠そうな顔で
「昨日遅くまで(仕事)やってたんで・・・」とか
遅くまで働いたということをアピールしてます。

「僕、頑張っているんだから皆もっと褒めてっ!」
って思っているのでしょうか。

何れにしても、やはり職場にこういった上司、部下(同僚)が
いると周囲にも影響があるわけで、すごく迷惑な話です。

職場に長時間労働至上主義の”空気”が生まれてしまいます。
実績はいつまでも上がらないけど、労働時間はどこまでも
伸びていく最悪のパターンです。

物を作って売るという工業時代であれば
長時間労働が生産性向上に一役買ったでしょうが
現在の情報化時代にそれはそぐいません。

現在はクリエイティブな仕事が求められる時代です。
そして、長時間労働でそれが可能になるわけではありません。

むしろ、意味もなく長時間職場に詰めていては、
脳と身体は疲弊するだけで、生産性は下降の一途です。

しっかりと休養をとり、脳と身体をリフレッシュさせて
仕事に向かうからこそ生産性は向上します。

そして労働時間が短くなれば、世間の一般労働者の
消費行動が増えることになるので国内経済情勢にも
好影響を与えます。

 

長時間労働至上主義は現代においてはもはや、
まさに害以外の何者でもありません。

長時間労働至上主義は悪 なのです。

長時間労働至上主義に侵されている人にも
早く気づいてほしい。

あなた自身やあなたの職場がもし長時間労働の呪縛に
囚われているのならば、
”長時間働くことが頑張っていることではない”
ということに早く気づき、気づかせてください。