人は自分が他人にしてあげたことは細かく覚えているのに、
他人が自分にしてくれたことをあまり覚えていません。

『俺はこんなにあいつのために尽くしているに
 あいつは何もしてくれない』

というのも大抵は発言者側の誤解の場合が
多いのではないでしょうか。

恋人、夫婦、友人や同僚とのトラブルの多くは
「やってあげた」ことと「やってもらったこと」の
アンバランスへの不満から生じるものです。

人間は自分の行動が一番重要なものとして感じる
生き物なので当然「やってあげた」ことは重要に感じ
「やってもらった」ことをどうしても軽く考えがちです。

それによって双方のバランスが崩れ、

『俺はこんなにあいつのために尽くしているに
 あいつは何もしてくれない』

という状況が生まれてしまうことは
ある意味自然なことです。

しかし私達人間は他人と共存し繁栄する生物ですから
みんながみんなそんな状態ではそこいらじゅうで争いが
起こります。

そして人間の欲求には限度がありません。
「やってもらいたい」という欲求が尽きることは
ないのです。

その尽きることのない欲求のブレーキとなり
「やってあげた」と「やってもらった」の
バランスを取る考え方があります。

「(やってくれて)ありがとう」という
”感謝の気持ち”を持つことです。

プリミティブな(素朴な、幼稚なという意味)話で
小学生への説教みたいだとあなたは思ったかもしれません。

しかし、現代人の多くが悩み、苦しみ、
もがいていることの多くは、先人から言い伝わる
こうしたプリミティブな教訓で救われます。

 

口に出すことが最善ですが、恥ずかしかったり
どうしてもできない場合は心の中で思うだけでも
良いでしょう

「ありがとう」と感謝をされて気分が悪い人はいません
あなたの奥さんやパートナー、友人や同僚たちが
あなたにしてくれたことを思い出し感謝してみましょう。

時には感謝の意を表現してみましょう。
直接口にすることでもいいし、
見返りを求めない奉仕をしてもいいでしょう。

文句ばかり言って批評したり、罵りあっても
世の中暗くなるだけです。

どうせなら相手が思う2倍くらいの気持ちで
感謝しましょう。

そのくらいで丁度いいのかもしれません。