成功した人に共通して言えることは、
失敗から成功までのサクセスストーリーを
必ず持っているということです。
ビジネスで成功した、スポーツで成功した
あるいは、芸能の世界で成功したなど
成功した人のサクセスストーリーには
ある一つのお約束キーワードが
存在します。
そのキーワードとは『○○があったから今がある』です。
この”○○”に当てはまる言葉には、
挫折や障壁にぶつかった経験が当てはまるケースが
多いです。
選手生命を脅かす大怪我、
大切な人との悲しい別れ、
予期せぬ事象による人生の転落、
信頼していた人の裏切り、
自分自身のおごりが生んだ失態、
好まざる人間からの妨害・・・・etc。
どの分野、どんな世界の成功者でも
挫折や障壁に一度も進路を阻まれずに
成功を成し遂げたした人はいません。
大なり小なりそれぞれその道の壁を
乗り越えた先に成功が生まれています。
では、”成功した人”と
そうでない人、つまり”成功していない人”
がこれらの壁をどのように捉え、考えていたのか・・・
- 成功した人
『この障害を乗り越えれば自分はまた成長できる』
『人生に無駄な経験はない!必ずこの挫折も将来に活かせる』
『(失敗して)いい経験をした。次はうまくやろう』
『自分の価値はまだ市場に受け入れられていないのだ
もっと価値あるもの(商品)を提供しよう!』
『今回は駄目だったが、何が悪かったかが理解できた。
次回はその部分を改良して再チャレンジしよう』
- 成功していない人(まだできていない人)
『うまくいかなかった。もうダメだ・・・』
『□□のせいで失敗した。□□のせいだ(□□が悪いんだ)・・』
『もう無理。また失敗するのが怖い・・・』
『どうせうまくいかないと思ってたんだよ・・・』
挫折や障壁に向き合った際の
”成功する人”と”成功していない人”
それぞれの心理状態は上記のような感じです。
成功する人は、挫折や障壁、失敗した経験に対して
非常にポジティブです。
常に前を向いて次の機会に経験として活かすことだけを考えます。
他方、成功していない人は失敗したことだけに
フォーカスして自分を責めたり、他人のせいにしたり
必要以上にネガティブに考えます。
ネガティブに捉えるがあまり、
「次も失敗したらどうしよう・・・」と臆病になり
次回へのチャレンジをためらいます。
せっかくの経験が生かされず終わってしまうのです。
ですが、こういうネガティブ思考の経験・・
あなたにも自覚はあるのではないでしょうか?
挫折や障壁を乗り越える為に必要なのは、
まずこの失敗に対するネガティブ思考です。
大切なのは失敗を恐れず経験(肥やし)とすることです。
「言うのは簡単だけど、実際ポジティブに考えろって言われても
そんな簡単に考え方を切り替えられないよ・・・」
とあなたは思ったかもしれません。
そこで冒頭のキーワード
『○○があったから今がある』の登場です。
ですが、これは成功した後にあなたが言う台詞ですので、
現在進行形に変換して『○○があるから必ず成功する』とします。
○○には挫折や障壁や失敗の内容が当てはまります。
『この怪我をしたから、(リハビリを乗り越えて)必ず成功する』
『上司にむちゃくちゃ叱責されたから、
(次回は改善して)必ず成功する』
『全然売れなかったから、(商品改良して)必ず成功する』
こんな感じで。
当然成功した後にあなたはこう言います。
『あの時怪我をしたから、(リハビリを乗り越えて)今がある』
『あの時上司にむちゃくちゃ叱責されたから、
(次回は改善して)今がある』
『あの時全然売れない経験をしたから、(商品改良して)今がある』
挫折や障壁を乗り越えた数だけ成功に近づきます。
失敗を楽しむというのはさすがに無理かもしれませんが、
失敗を恐れたり、極度に避けるべきではないでしょう。
誰もが経験する挫折、障壁だからこそ
うまく折り合いをつけて付き合っていく・・・
その為にも挫折、障壁を乗り越えるキーワードを活用して
一歩ずつ前進していくことが大切だと思うのです。