あなたは何かに取り組もうと思った際、
すぐに行動を起こせていますか?
いきなりですが、これは全てのビジネスだけでなく、
何かに成功しようとする場合に大変重要なことです。
「失敗を恐れ、挑戦しないと何も得られない」
ということは、殆どの人が小さい頃から何度も聞かされ、
誰にも頭の片隅で認識していることだと思います。
しかし、私達凡人のほとんどは、
行動を後回しにするか、行動するべきことから
目を背けそれをスルーします。
それはなぜか?
現代人特に日本人は学校教育において、
”失敗=マイナスである”と洗脳されているため、
リスクを避け行動することを回避する傾向があります。
授業中に先生が「この問題分かる人ぉ~?」と言った時、
手を上げて間違えた答えを言った生徒に対し、
日本では間違えたことを非難する傾向にあります。
手を上げて質問に答えるという挑戦をした事を
褒めたりは決してしません。
その後も積極的に手を挙げられる強いメンタルを持った生徒は
そんなにいないはずです。
こうした苦い経験は、日本の学校生活では誰しもが経験します。
そうした経験から”失敗=マイナスである”と洗脳された私たちは
行動を起こそうとした時、無意識のうちに”失敗=マイナスである”
という恐怖となって沸き起こります。
恐怖は遠ざけようとするのが人間の本能ですので
脳は都合の良い言い訳を巧みに作り出します。
『失敗するよりは何もしない方が良い』と。
私達がなかなか行動に移すことができない理由はこれです。
脳内で無意識に行われる思考ですので、何も疑問を持たなければ
私達の思考はいつまでも『失敗するよりは何もしない方が良い』
という考えに乗っ取られたままです。
つまり、意識的にこの脳内の言い訳を覆そうとしなければ、
私達の”行動する力”は生まれません。
その為にはまず、私達の中にある”失敗=マイナスである”
という洗脳を正しく上書きしなくてはなりません。
こういうふうに・・・・
「失敗=プラスどころか、しないと損」
これからの社会で、豊かな生活をするには、
どこか人より抜きん出るようなスキルやアイデア、
あるいは、人脈や知識など何か人とは違うものを
持ち合わせる必要があります。
これらを手にする事は一見難しそうに感じますが、
インターネットが普及した現在では意外とそうでもありません。
しかしそれは何もしないでただ日々を過ごしているだけで
自分の中で勝手に覚醒したり、手に入るものでもありません。
どうしても数多くの経験が必須になります。
当然失敗も味わうことになります。
何に取り組むかにもよりますが私達が味わう失敗って
そんなに大げさなことではなく、数万円で成果が出なかったとか
その程度でしょう。
人生が終わってしまうような失敗って犯罪でも侵さなければ
ないんじゃないのかな?と思います。
(失敗したら人生終わっちゃうような無謀な挑戦・例えば投機とか・
は論外です。)
失敗=経験とも言えるでしょう。
例え数万円で成果が出なかったとしても、
その失敗で得た教訓や、身につけたスキルは
経験となって次に活かせます。
失敗した数だけ得ることがある訳ですから
失敗しないと損なのです。
「失敗=プラスどころか、しないと損」
なのです。
このマインドを新たに上書き洗脳していきましょう。
失敗しても、決してヘコんではいけません。
「おれ、また成長しちゃった」と脳に言い聞かせましょう。
言葉に出して、誰かに効かれたら恥ずかしいので
心のなかで言いましょう。
そして、小さなことで良いので
どんどん行動におこして挑戦していきましょう。
「本当の失敗は何もしないこと」
です。
これが人生を変えるマインドなのです。