suit

紳士服専門店・紳士服売り場って,必ず精算コーナーの近くに
ベルトとかネクタイやアクセサリー等の小物が
並べられていますよね?

あれってなぜだかご存じですか?

実は、紳士服屋のレジ付近の売り場レイアウトには人間の知覚による
コントラストの原理というものが応用されているのです

コントラストの原理とは、最初に提示されたものと、
二番目に提示されたものに大きな差があると、
二番目に提示されたものは実際の差以上に
大きな差があると考えてしまう人の知覚の特性です。

身近な例で言うと、

①最初に軽いものを持ち上げて、次に重いものを持った場合。
②最初に何も持ち上げずに、①と同じ重いものを持った場合。

①と②では、①のほうが重く感じるという具合です。

weight

上記は重さの知覚ですが、これ以外でもあらゆる知覚に
コントラストの原理は適用されます。

合コンで出会った異性の中で、ただ一人を除いた全員が
可愛くない(かっこ良くない)人だったら・・・

そのただ一人がこく普通の容姿であったとしても
コントラストの原理によってあなたには、すごく
可愛い(かっこいい)人に見えるはずです。

後日二人だけで会ってみたら、
そんなに可愛くない(かっこ良くない)!
なんて悲しいこともあったりします。

で、

紳士服屋の話に戻りますが、通常紳士服ってモノによリますが、
まぁ 数万円する買い物ですよね。

それで、これを買うって決めた後にレジ付近で裾上げだの
上着の刺繍ネームをどうするだの引取がいつだの打ち合わせを
します。そして必ず店員に少し待たされます。

その際、手持ちぶたさで周りを見渡すとベルトとかネクタイとか
アクセサリー等の小物が視界に入り、そして思わず手にとってしまいます。

それらはいずれも数千円のものですが、あれもこれも購入するとなると
1万円位あっという間に超えてしまいます。

しかし、数万円の紳士服購入を決めた後で、これら数千円のものを見ると
そこにコントラストの原理が働き、それほど高いという感覚がなくなります。
そうして、買う予定になかった小物類をつい購入するはめになるのです。

紳士服を販売する店員一人ひとりがこのコントラストの原理を
理解しているかは不明ですが、少なくとも店内の売場のレイアウトには
コントラストの原理を売り上げに繋げる仕組みが組み込まれているのです。

商品を販売する場面においては、紳士服屋に限らずコントラストの原理は
色んな場面で応用されています。

深夜のテレビショッピングでも、
「通常セットで5万円の品物が、今ならなんと2万8千円!」
とかコントラストの原理を利用してお得感を演出しています。

アメリカの不動産業界では、売り手が売りたい物件を見せる前に、
あえて見せるための「ボロ家」を見せるのだそうです。

その後に見た家は、最初に「ボロ家」を見ることにより
コントラストの原理が働き、魅力ある家に見えるのだとか・・・・。

不動産の例はちょっと詐欺商法ぽいですが、
売り手が買い手を誘導する手段として
コントラストの原理はそれだけ効果があるということです。

 

ネットビジネスでも、例外ではなくセールスレターや
販売ページには、コントラストの原理を利用した”仕掛け”が
多用されています。

我々アフィリエイターは販売者と購入者の間に立つ身ですので
それぞれの心理を理解しておくことも大事です。

このような心理的に影響がある仕掛けがあるということを
知っておくだけでも、アフィリエイトをする際の紹介記事にも
役に立つと思います。

 

 

PS.
コントラストの原理に関する面白い実験の話です。

温かいお湯の中に浸していた手を、常温の水に浸すと
冷たいと感じます。また、冷たい氷水の中に浸していた手を
常温の水に浸すと温かいと感じます。

これはコントラストの原理を証明する代表的な例とも言えます。

では、片方の手をお湯に浸しておき、もう片方の手を氷水に
浸しておいた後、両手を同時に常温の水に浸すとどうなるのか?

ご家庭でも出来ますので、ぜひやってみてください。

 

どんな些細な事でも結構です。ご質問・ご相談などがあれば
コチラからご連絡ください。