自分の考え、主張などを人に伝えるのって
普段からやっていないと難しいですよね。

相手が違ったニュアンスで受け取ってしまったり、
180度違う解釈に誤解されたり、後で確認すると
全然理解されてなかったり。

それって、相手の理解度や話を聞く時の集中力の欠如も
理由の一つかもしれませんが、”伝える側”の力量って
実は非常に重要なんです。

伝える力って言っても、相手を説得したり
納得させたりするスキルは一朝一夕で身につくものでは
ないのですが、あなたが伝える力を発揮する為に押さえておくべき
たった3つのポイントを今日はご紹介します。

自由民主党 筆頭副幹事長の小泉進次郎さん。
筆頭なのか、サブ的ポディションなのかよくわからない肩書ですが、
小泉進次郎さんは演説上手で有名ですね。

お父上は元総理の小泉純一郎氏です。その演説上手は
父譲りのものだとも言われており、先日の衆議院選挙でも
全国を飛び回り、彼の話を聞きに、もしくは一目見ようと
集まった聴衆を魅了していました。

今回ご紹介するポイントのモデルはまさに彼の演説です。
彼の演説の大きな特徴に伝える力の全てが詰まっています。

それは、

『端的で、理解しやすい単語を使い、強烈な言葉で話す。』

です。

まるで説教のように長ったらしい話をする人がいます。
面白い話なら聞いてもらえますが、大抵面白くないので
聞き流されます。
さらに相手に不快を与える場合もあります。

日本語の文法は結論が一番最後にくるようになります。
僕は 昨日 腹が減ったので ラーメンを 食べた
のように、「食べた」という結論は述語として
文脈の最後に配置されます。

なので、話が長い(話の文脈が長い)人は
結論をなかなか言わないことになって
聞いている相手をイラつかせます。

「・・・っと だからなんなの??」と。

イラつかせる人の話なんて誰も信用しません。
そもそも聞き流されている上に、イラついていますから
相手に伝わるものなど無いのです。

極力無駄を削ぎ落とし、”話は端的に”まずこれが一つ。

次に、”理解しやすい単語を使う”です。

英会話をマスターしようと思った時、
最初になにを勉強しようとおもいますか?

文法?発音?ヒアリング?  違いますね。

最初にするべきは、単語を覚えることです。
仮に文法が理解できたとしても、単語がわからなければ
相手の言っていることは理解できません。
逆に、単語が理解できていれば意外と理解できちゃったりします。

同様に、伝える側が使う単語が、聞く側が知らない単語だと
理解してもらえず、相手には伝わりません。

どこぞの知事さんがやたらと横文字単語を並べ立てて話す姿を
TVでよく目にしますが、庶民目線で話す事を考えるならば、
庶民が使う慣れ親しんだ単語で話すべきでしょう。
(あえてそういう単語を使って、注目を集める手法なんでしょうけど)

話がそれましたが、”理解しやすい単語を使う”ことが出来ないと
聞く相手には伝わらないということです。

最後に、”強烈な言葉で話す”です。
相手の心に響くフレーズとでも言うのでしょうか、
ちょっとキャッチーだったり、インパクトのある言葉です。

これは元総理のお父さんの言葉ですが、
「自民党をぶっ壊す!」とか
「私の内閣に反対する勢力は全て抵抗勢力!」とか
「中韓の反対にノーと言いノーといえる国として生まれ変わる」
「改革なくして成長なし!」なんて
結構攻撃的な言葉で現役当時は聴衆を惹きつけていました。

そういうフレーズってその場でとっさに出るものでは
無いと思います。やはり普段からネタ的に考えているのでしょう。
こういった方々は演説の度に、引き出しを開けるように
次々と強烈なフレーズが出来てきます。

強烈な言葉は、聞く側の心に衝撃を与え、その余韻を残します。
その余韻が、人を惹きつけ、説得力を生むのでしょう。

3つのポイントをご紹介してきましたが、
どれもすぐに身につくものではありません。

ですが少しずつ、意識して訓練を続けていけば、
私達の日常のマナーのように、やがて自分の中に浸透して
身についていくはずです。

選挙に出馬する人でなければ、不特定多数の聴衆に演説することは
無いでしょうが、プレゼンや、1対1での説得の場面は想定できます。

誰かに伝えたい時、誰かを説得したい時は

『端的で、理解しやすい単語を使い、強烈な言葉で話す。』

事にフォーカスしてみてください。