日本の鉄道機関の非常に正確なダイヤは
今や世界中に知れ渡っています。

私の地元の鉄道機関に絡むこんな記事を見つけました。

20秒早い発車「謝罪?」 つくばエクスプレスの対応に欧米メディアが関心
(産経ニュース)

定刻より20秒早く車両を発車させてしまった事を鉄道会社が謝罪した行為を
海外メディアが取り上げたという記事です。

海外の鉄道機関は遅延が常態化している面もあるので、
日本の時間厳守への強い意識と、時間に正確なシステム制御に対する驚きを
改めて感じたのでしょう。

実際のところ、その20秒で乗り遅れてしまった方には気の毒ですが、
20秒なんて許容範囲なんじゃない?って思っちゃいます。

日本住む人は、海外の鉄道機関がどうだとか余り気にすることもなく、
自分の乗る鉄道が時刻通りに駅について、時刻通りに発車し、
時刻通りに目的地の駅に到着することが当たり前になっています。

鉄道利用者が鉄道会社に求める利便性や快適性は年々エスカレートし、
鉄道会社はそれに答えるかのように、技術の向上やサービスの拡充を図ってきました。

まぁ、それはそれでサービス向上の面では良いことなのかもしれませんが、
穿った見方をすると、鉄道会社への要求が過剰になりすぎ、
多少の遅延が生じただけでも、鬼の首を取ったかのように騒ぎ出す
利用者が生まれてしまいました。(昔からいたのかもしれませんが)

正確性が向上して、さらに正確性が求められ、それが当たり前だと誤認され
少しでも不正確な状況が起きると、「けしからん」と騒ぎ、怒り出す人々。

本当に今以上に正確なダイヤって必要ですか?
ちょっと時間に余裕を持って出かければ済む話では?
そんなに怒ることですか?駅員さんを怒鳴りつけても電車は走りませんよ?

サービス供給側の企業にばかり過剰な要求を突きつけ、
完璧でないと許せない人が多すぎる世の中になってきました。

とあるデパート店員向けの調査では、あまりに悪質で執拗なクレームが原因で、
精神疾患を患ってしまう店員が少なくないそうです。

サービスに不満があるなら、落ち着いてお話すればいいんです。
怒りの感情にまかせて吐き出すから、悪質クレーマーとか呼ばれちゃうのに。

怒りが収まらないなら黙ってそのサービスを二度と利用しなければいいんだから。
二度と使用しない訳にはいかないのなら、恩恵を受け無くてはならない自分を認識して
黙って利用させていただくか、利用しなくても良いように
自分の環境を変えるしかありません。

何でもかんでも人のせいにして文句ばかり言う人が多すぎて、
某隣国民の民度が低いとかなんとか言えないんじゃないのかな?
とも思っちゃいます。

人間の欲求は尽きることがありません。
ハイレベルのものを過剰に求めすぎると、最悪の場合
どこかでその仕組自体が崩壊してしまいます。
例えば、鉄道会社がつぶれて電車の運行が止まっちゃうとか。

「足るを知る」という言葉もあるように、
どこかで満足しなくてはならないのでは無いのでしょうか?
もう十分便利な正確な鉄道システムじゃないですか?
20秒くらいなら別に謝らなくても良いんじゃないの?

人情が薄れつつある時代ですが、もうちょっと寛容さを身に着けたいですね。