怒りや不満、憎しみなど負の感情が生み出すエネルギーは
人間が行動を起こす際に力強い原動力となります。

その力の強さは時に他のエネルギ-を凌駕するものであり、
決して侮れない程です。

「あいつに負けたくない」、「奴らを見返したい」、
「こんな毎日から抜け出してやる」等々、
負の感情が生み出すエネルギーが『やる気』となって
行動の原動力になるのです。

世界中で、こうした人間が生み出す負のエネルギーによって
多くの革命や政治的変革を起こされたことは歴史が証明してくれています。

物事に対して腰が重い人、なかなか行動に移せない人は
このエネルギーを『やる気』に変換し、大いに利用するべきでだと思います。

ただし、物事には良い面と悪い面が必ずあります。
必ず俯瞰的な視点で両面を見つめなければなりませんね。

怒りや不安などのエネルギーは、一旦爆発すると大きなエネルギーを生みますが
その効果は長続きしません。

怒りでキレてしまった人をたまに見ますが、別室に連れて行ったり、
外の空気を吸わせたり環境を変えると落ち着いてきます。

人によって爆発力の余韻は異なりますが、そう長続きはしないものです。

つまり、怒りや不満、憎しみなど負の感情が生み出すエネルギーは
爆発的に膨大なエネルギーを生み出しますが、それは一旦爆発させると
持続しないということです。

「あいつに負けたくない」、「奴らを見返したい」、
「こんな毎日から抜け出してやる」等々で『やる気』を出し、
行動を始めても、その負のエネルギーまかせで行動し続けていては
やがてその『やる気』もしぼんでしまうはずです。

「せっかく始めたのに、長続き出来なくて辞めてしまった」
という経験は誰にも有るはずです。

そうならない為に一旦始めて動き出したら、行動のエネルギー源を
負のエネルギーから正のエネルギーに切り替えることです。

正のエネルギーってのは、それを達成した際の自身のイメージや
幸せを求める願いなど、前向きな感情です。

行動って最初の一歩を踏み出す壁と、それを継続する壁の
2つの壁があります。

一つ目の壁は負のエネルギーで乗り越え、二つ目の壁を正のエネルギーで
乗り越えるのです。
もちろん、志が高く、強い信念と意思が有る人間ならば、
最初から正のエネルギーを存分に使って2つの壁を乗り越えて行けるでしょう。
ですが私のような凡人は、突発的な感情によって行動を始める場合が多いのです。

どんなに「良い人」と言われる人間でも、負のエネルギーは必ず持っています。
「やろうと思ってもなかなか行動できない」という人は、
負のエネルギーを利用して、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。