政府がツイッター規制を検討しているそうです。
先日の座間市内のアパートで9人が殺害された事件を受けての
ことらしい。

 政府は10日午前、神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、
首相官邸で関係閣僚会議を開催した。年内をめどに再発防止策を取りまとめる方針で、
ツイッターの規制なども検討する。直ちに実施できる対策があれば、
防止策の取りまとめを待たずに採用する。
菅義偉官房長官は席上、「各閣僚がリーダーシップを発揮し、
関係省庁連携の下に政府一体となった対策強化を行い、再発防止を徹底したい」と強調。
菅氏は、(1)事件の全容解明と関係省庁の情報共有(2)自殺に関する不適切なサイトや
書き込みへの対策強化(3)インターネットで自殺願望を発信する若者の心のケア対策の
充実-を指示した。
 会議には小此木八郎国家公安委員長、野田聖子総務相、林芳正文部科学相らが出席。
来週、関係省庁の局長級会議を開催する。(2017/11/10-12:36)

時事通信ニュース https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111000187&g=soc

短期的に規制を強化するのもありだと思いますが
規制が恒久的対策になるとはとても思えませんね。

規制するったって、何処かの一党独裁国家ならともかく
個人の言論でもあるSNSを完全に規制することは日本では不可能でしょう。
一時的に規制の効果があっても、新たな別の手法が編み出され
また世間を騒がすニュースが生まれることでしょう。

 

こうした事件が起きると、インターネットやSNSが悪者かのように
扱われる傾向があります。
インターネットのおかげでどれだけ私達の生活が進歩し、
便利になったか計り知れない にも関わらずです。

しかし、その便利さに乗じて悪巧みをもくろむ連中が
生まれるのは必然です。
物事には必ず光と影があるのです。

この手の話題の時、いつも私が思うのは、
『包丁は悪者にならないでしょ』
って言うこと。

どういうことかというと、
包丁は、本来の利用法である料理に活用すれば大変重宝し、
台所には無くてはならない道具です。

しかし、街中の人混みで振り回されれば、
凶悪事件の直接的な凶器にもなりえます。

要は、道具やテクノロジー自体が善か悪かではなく、
それを誰がどのように使うか?
なのです。

 

今回の事件を受けての政府の対応として、
短期的に規制を強化するのもありだと思うが
規制が恒久的対策には決してならないでしょう。

SNSを通じたターゲット選定が一つのテーマだけど、
犯罪はそれだけではないし、
強姦などを目的にした勧誘だって今でも有るはずだし
今後増えるかもしれません。

インターネットやSNSが殺人の直接的な凶器にはならなくても
間接的に利用されるケースが明らかになってきました。

インターネットやSNSが悪なのではなく、
悪の使い手がいる、悪の使い方があるということ、
どのように利用することが安全なのか?ということを
長期的な視点で啓蒙していく必要があるのではないでしょうか。